リア恋DASH!
「姉ちゃん昨日デートだっただろ?

 彼氏に送ってもらってたよね。

 それでなんで、目腫れてるの?

 フラれたとか?」

「はあ?

 あんたに言う必要ないし。」


「そっかあ、やっぱ振られたんだ、

 もしかしてオタクがバレたとか?」

ばしっ


「ぎゃあっあっちーっ」

いらっとしたアタシは焼きたてのトーストを

美善の顔に押し付けた。


「黙れおしゃべり男!その口そのトーストでも突っ込んどけ。」


「ちょっと、望南!やりすぎでしょ。

 朝ごはん食べないの?」

アタシは無言で部屋に向かった。

ああ、ウザ、

我が家には、プライバシーがない


襖をぴしゃりと占めるとベットに飛び込んだ。

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