リア恋DASH!
だから…
ちょ、ちょっと
どこまで行くの…
羽鳥は無言で、あたしをズンズン引っ張って
学校の門を出る勢い。
「羽鳥!ごめんごめんて!
止まって止まってってば!」
「あ…ああ」
あたしの言葉を聞いて我に返ったように止まった。
「どこ行くの?」
「考えてなかった…」
「はあ?何それ?
怒り過ぎておかしくなっちゃった?」
「ああ、そこ!そこ座って」
駐車場のロータリーの縁石
先生が帰るまでは人の気配はないけど…
「ごめん今日は、変なことばっか言っちゃって…
あんなこと大きな声で言ったら怒って当然だよね…
ごめんね?
悪気はなくて…」
「……」
こ、怖い、
返事もしてくれないよぉ~
「おこ? 激おこ?」
「怒ってない…」
「いや、怒ってるよ絶対!」
「ああ、もぉっ怒ってないっての!
ってかむしろチャンスっていうか…
緊張してんの!」
「え?どう言う?」
「もう、手遅れになるの嫌だから
5年もうじうじしたまま、
結局手に入れられなかった、
そんななヘタレだけど
けど…
あんな思いもうたくさんだから。
だから…
だからさ…」
「羽鳥?」
羽鳥は、ザザっとあたしの前に跪いて片手を差し出した。
「有川望南さん!俺と付き合ってください」
真剣な目であたしを見上げる
どこまで行くの…
羽鳥は無言で、あたしをズンズン引っ張って
学校の門を出る勢い。
「羽鳥!ごめんごめんて!
止まって止まってってば!」
「あ…ああ」
あたしの言葉を聞いて我に返ったように止まった。
「どこ行くの?」
「考えてなかった…」
「はあ?何それ?
怒り過ぎておかしくなっちゃった?」
「ああ、そこ!そこ座って」
駐車場のロータリーの縁石
先生が帰るまでは人の気配はないけど…
「ごめん今日は、変なことばっか言っちゃって…
あんなこと大きな声で言ったら怒って当然だよね…
ごめんね?
悪気はなくて…」
「……」
こ、怖い、
返事もしてくれないよぉ~
「おこ? 激おこ?」
「怒ってない…」
「いや、怒ってるよ絶対!」
「ああ、もぉっ怒ってないっての!
ってかむしろチャンスっていうか…
緊張してんの!」
「え?どう言う?」
「もう、手遅れになるの嫌だから
5年もうじうじしたまま、
結局手に入れられなかった、
そんななヘタレだけど
けど…
あんな思いもうたくさんだから。
だから…
だからさ…」
「羽鳥?」
羽鳥は、ザザっとあたしの前に跪いて片手を差し出した。
「有川望南さん!俺と付き合ってください」
真剣な目であたしを見上げる