君とともに未来を



翔亜side


「…」

目を開けると目の前には成宮くんのどアップ。

「……えっ!?」

「過呼吸になって意識失った」

あぁ、そういえば…

「というかこの体勢…」

あたしはベンチに座っている成宮くんの膝の上にいるわけで…

恥ずかしいんですが…

「大丈夫か?」

「うん、大丈夫」

「そうか…」

成宮くんはそう言ってあたしの頭を撫でる。

これ、好きなんだよね。







ってか……なんか忘れてない?




「………★!☆〇♪〇″!″」

「落ち着け」

「なんすか?あの応急処置」

微かに記憶にある…

「……成瀬が可愛すぎた」

「はぁ?」

もちろん顔は真っ赤なわけで…





< 100 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop