君とともに未来を



「終わったか…」


まぁ、明日もあるが…


俺は帰る準備をして教室を出た。






――ってか早く帰ってこいよな。


もう2ヵ月だ。


約束しただろ……






廊下を歩く俺には相変わらずの視線。



――キャー…



悲鳴もかよ…








俺はため息をついて階段へ向かう。










帰る気が失せた。


階段を上る。





こういう時、必ず行くようになった場所。





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