君とともに未来を
腕のいい医者になって患者さんの笑顔が見たいんだ。
―――ガヤガヤ…
「修?」
「……ん?」
「HR終わったよ」
「あぁ」
考え事をしていたせいかいつの間にかHRが終わっていた。
気付けば翔亜が隣に来ていた。
とりあえず、
進路希望調査出さなきゃな…
「あっ、それ進路希望調査?」
翔亜が俺の手元を覗きこんで言う。
「まぁ」
人に自分の進路のこと見られるってなんか恥ずかしい。
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