君とともに未来を
友情
ちょうど1年前ー
あたしはこの高校に入学してからずっと1人で行動していた。
誰かと仲良くなるのが何故が怖くて…
この頃からあたしは『king』だったから周りの視線が痛かった。
里桜と仲良くなったのはこの頃。
「翔亜ちゃんだっけ?一緒にご飯食べよ」
そうあたしに話しかけてきたのはふんわりとした雰囲気の美少女。確か同じクラス。
「……」
あたしはいつものように無視した。
こいつもどうせ…あたしが『king』だから、
そう思っていた。
無視したのに美少女はあたしの前でご飯を食べ始める。
「私は水原里桜。よろしく」
そう言って微笑んだ。