君とともに未来を
女は周りに誰もいないのを確認してあたしの靴箱に近づく。
今日は一人みたいだね。
――ガサガサッ…
女がカバンから取り出したのは大量の紙。
まぁ、内容は昨日と同じようなものだろう。
女は靴箱に紙を押し込める。
――ガサッ……
さらに何かを取り出す女。
あれは…画ビョウと針か?
どこまでもベタだな…
女はそれも靴箱に入れる。
さてと、ケリをつけようか…
あたしは女のもとへ歩み寄った。