セカンドプリンセス〜episode0〜
や、やっちゃったー!
ついカッとして周りが見えなくなってた。
は、恥ずかしい…。
わたしがいそいそとその場から
立ち去ろうとすると…
近くにいた人たちがわたしを避け、
道を作った。
そんなあからさまに避けなくたって
いいじゃないか…。
と心の中で呟く。
まさかまさかの鬼番長、的な?
わたしのポジションが確立された瞬間。
もしかしてわたしの高校生活、終わった?