SS -ショート・ストーリー-
迷いなしで、二つ返事でOKした時は
「即答なんだ?」って言って、笑ってくれた。
君の笑った顔は天使のように
可愛くて愛くるしい笑顔だった。
それから毎日一緒に帰って
休みの日は一緒に遊んで
学校でも
一緒にお昼を食べて …
夢じゃないか、と思う日々が続いて
私は本当に幸せだったんだ。
それなのに、それなのに
私に病気が発覚してしまった。
余命は三ヶ月。
かなり進行していたらしい。
私自身体調も優れない日が多くて怖かった。
だけど、彼と一緒に居たくて我慢していた。
… それが、ダメだったなあ と後悔しても
… もう … 遅いんだ。