アルビノ
第一章

通りすがりの高校生です

夏side

チュンチュン、チチ






「はあ…」





朝なんて嫌いだ…





ベットから体を起こしタッチ式の携帯を手に取る。





そこにはメールの着信を告げるランプがチカチカと点滅していた




メールは「今日も学校来ないのか?」と簡素に打たれた文字が並んでいる。





今日も





くだらない…





こうしてまた眠りに付いた…





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