アルビノ

私は





「通りすがりの高校生です」





「………は?……」





その時丁度風が吹いてフワッとフードが浮いた




私はそう言って手を小さく降って





「じゃね」





「お、おい!!…」




マンションへと向かった





空を見ると綺麗な満月がぽっかり浮いていた





< 8 / 20 >

この作品をシェア

pagetop