王子?不良?それとも、ホスト?
でも、大雅はあたしを見ると今度は口角を上げながら不気味な笑いをして、あたしの耳元に顔を近づけてきた。

「まあ、別に俺は全然いいけど。…でも、忘れんなよ?…俺がお前のポエム帳の秘密知ってること。」

…!?
わ…忘れてたぁ!!
そっか、ポエム帳読まれたんだ…。

あー!もう本当に最悪最低!

「…」

「それじゃあ。美桜1人で帰るなら気をつけてね。」


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