王子?不良?それとも、ホスト?
すると、ロングヘアーの男がニヤリと笑った。

「アンタじゃなく、アンタの彼氏に用があんの。…簡単に言うとアンタはただの、おとりってわけ。」

おとり…
来るはずないじゃん。
大雅はあたしが、好きで付き合ってるんじゃないと思うし。
多分、あたしなんか女遊びの中に入ってんだろうしなぁ。

そんなことを考えてると、可愛かった男の子があたしに話かけて着た。

「お前、携帯出せよ。そんで、彼氏くんに“助けてっ”て電話して呼べよ。」




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