王子?不良?それとも、ホスト?
逸樹さんは、金髪さんを見て呆れた表情をしながら、部屋の中に入って来た。

すると、逸樹さんに怒られなかった赤髪さんがあたしの目の前まで来るとあたしを見てニコッと笑った。

「それより!君何歳ぃ?本当に子猫ちゃんみたいで可愛いっ!」

あたしは、いきなりの問いかけに驚き少しカタコトになりながらもなんとか答えた。

「…え、っと16…です。」

「16歳かぁ!じゃあ俺達の1コ下だっ!よろしくぅ!」

…みんな17歳なんだ。

老けてるわけじゃないけど、もう少し上かと思ってた…。





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