怪物眠り島



ゆっくりとした足取りで、愛ちゃんが私の席にたどり着いたときだった。



―バチッ



「ひゃあ!」



「え…」



目が合った瞬間、



「ちょっと愛?」



愛ちゃんは隣にいた敦子の後ろに隠れてしまった。






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