怪物眠り島



未だに愛ちゃんを見ておかしそうにケタケタと笑っている愛里。



「ほら愛、大丈夫だよ。凛、すごくいい子だよ?」



「愛ちゃん…よろしくね?」



「…。」



優しい敦子の声と、やんわりとした私の声に安心したのか…



数秒後、愛ちゃんはやっと敦子の背中から顔を出した。



といっても半分くらいだけど…









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