怪物眠り島



―ガラッ!



「おはよう…」



教室のドアが開き、ひとりの中年の男が入ってくる。



ジャージに白いポロシャツ。



長身で細身の男だった。






「あ、岡ちゃん、おっは~。何かテンション低くない?」



岡ちゃん…?



男に向かって口を開いたのは愛里だった。





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