怪物眠り島



「ん?お前…」



担任の目が私を捉える。



「どうも…」



ペコッと頭を下げた私の腕を愛里がつかんだ。



「先生、この子でしょ?今日から新しくこの島に来るとかって言ってた子!」



「ああ…」



頷く担任。



「赤石…だったよな?」



「はい」





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