怪物眠り島



「すげえ…見たことねえ木がいっぱいだな!」



隣で同じように島を見て感心している永吉おじさん。



だが、不意に…



「っと、いけね、いけね!凛ちゃん、荷物、荷物!」



一緒に置いていた私の必要最低限の荷物を、船から取り出した。



「あ、うん」



< 66 / 280 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop