闇の中の復讐と愛【前編】


そして、


距離をおいたアイツに問いかける。



「何、抱え込んでんだか知らねぇけど、頼ることも大切なんじゃねぇの?」



は?とでも言いたそうな顔をするから


言葉を続けた。


「つまり、俺等の族に入れってことだ」


はぁとため息をついた後、



最初の時のようにあっさり断られる。



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