闇の中の復讐と愛【前編】



「あぁ、ちょっと下の奴らに紹介しておきたくてな」



「はっ!?じゃあ、まさか「えっ、もしかしてOKしてくれたの!?」


宵の言葉を遮るかのように奏輔が身を乗り出し、


また私の体に巻き付こうとする。


「そんなわけないでしょ」


私はすかさず否定する。



「えぇ~じゃあなんで龍ちゃんは夕璃ちゃん連れてきたんだよぉ」


頬を膨らまし、すねたような顔で桜城龍一に問う。





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