嘘と煙草と君とチョコレート
それを見ていた利光さんは呆れ果て、
車からギターを取り出して弾き語りを始めた。
優希の顔が急に赤くなる。
・・・これは反則。
わずか30の距離で見るヴォーカリスト・利光さんは、
あまりにもかっこよすぎた。
「かっこいい〜!!」
優希より先に心の声が出てしまった。
すると、英人くんをこてんぱんにやっつけ終えた林さんが戻ってきた。
それを気配で感じ取ったけど、
利光さんから目を離す事ができない。
林さんはそんな私の隣に座り、
強引に利光さんのギターを奪って弾き出した。
その横顔はまるで、
"俺だって弾けるんだぞ!!"
と言っているように見えた。
車からギターを取り出して弾き語りを始めた。
優希の顔が急に赤くなる。
・・・これは反則。
わずか30の距離で見るヴォーカリスト・利光さんは、
あまりにもかっこよすぎた。
「かっこいい〜!!」
優希より先に心の声が出てしまった。
すると、英人くんをこてんぱんにやっつけ終えた林さんが戻ってきた。
それを気配で感じ取ったけど、
利光さんから目を離す事ができない。
林さんはそんな私の隣に座り、
強引に利光さんのギターを奪って弾き出した。
その横顔はまるで、
"俺だって弾けるんだぞ!!"
と言っているように見えた。