嘘と煙草と君とチョコレート
[亜紀さんに
してもいいんじゃない?って言われて。
本当にいいの?]

[いいよ。
まだ起きてたんだね。
若いですな。]

"あんたのせいで起きちゃったんじゃ〜!!"

そう思いながらも、
嬉しさのあまり口元は緩みっぱなしだった。

どうやら林さんはさっきまで友達と飲んでいて、
家に帰る途中らしい。

[やっと家着いた。
明日も一日仕事だぁ。
さくらちゃんはお休み?]

もう"今日"なんですけど・・・
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