嘘と煙草と君とチョコレート
林さんと出会ったあの日・・・

柔らかい笑顔、
手の温もり、
優しい声。


夢の中で林さんに会った。

何も言わず私を抱き締めてくれている。

ずっとこの胸に包まれていたい・・・


目が覚めて現実へ引き戻されると、
急に虚しい気持ちになった。

現実の世界はまだ朝の4時。

私はもう一度眠る事もできずに、
何かを求めるようにケータイを開いた。
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