嘘と煙草と君とチョコレート
[南校は分かるんだけどなぁ。
●●駅の近くだよね?
その辺ならよく行くからすぐ行けるわ。]

林さんからのメールを読みながら、
私はうんうんと頷いた。

どうやらこれは私の癖らしく、
一行ずつリアクションしていかないと
どうも気が済まない。


メールにはまだ続きがあった。


[あ〜なかなか歌詞ができんわ。
利光の苦労が身に染みて分かる。]
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