嘘と煙草と君とチョコレート
私の親は口うるさく言う事はないけど、
後から色々聞かれるのはかなり面倒。


「どこでやろっか?」

困っている私を尻目に、
林さんは袋から花火を取り出して笑った。


すぐ近くに公園があるけど、
私はわざと遠くの公園を教えた。

少しでも長く隣を歩いていたかったから・・・
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