嘘と煙草と君とチョコレート
ケータイを閉じてベッドに腰掛けると、
林さんからメールが届いた。
[なんとか無事着きました。]
時間を見ると、
優希から電話がかかってきたすぐ後だった。
私から返事がこない、
たったそれだけの事で心配してくれたんだろうか。
"期待しちゃ駄目"
私は強く、自分に言い聞かせた。
林さんからメールが届いた。
[なんとか無事着きました。]
時間を見ると、
優希から電話がかかってきたすぐ後だった。
私から返事がこない、
たったそれだけの事で心配してくれたんだろうか。
"期待しちゃ駄目"
私は強く、自分に言い聞かせた。