嘘と煙草と君とチョコレート
重いドアを開けると、
いつもの友達が出迎えてくれた。

「お〜!!いいじゃん!!
夏やねぇ〜。」

「まぁね〜。」

どうしても顔が強張ってしまう。


"誰にも言えない秘密"

それが私の胸を締め付けた。

ここには林さんのファンが沢山いるのに、
私は林さんを独り占めしている。
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