嘘と煙草と君とチョコレート
「おぉ〜っ!!
似とるじゃん!!」

利光さんは驚きながらも、
小さな拍手をくれた。

調子に乗った私は、
今度はグーフィーのモノマネを見せた。

利光さんのコメントが欲しくてチラッと見ると、
利光さんは苦笑いをしていた。

「ごめん・・・
俺、グーフィー分からんわ・・・」

なぜか必死に謝る利光さんが可愛くて、
こっちまで顔が赤くなったのを覚えてる。
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