嘘と煙草と君とチョコレート
話し終わった私の顔を見て優希は言った。


「・・・でも、百年の恋って実らないんだよ。」


「・・・。」

凹んだ。


冷静な優希は、いつもストレートに意見を言う。

まぁ、そんなとこが好きだったりするんだけど・・・


授業開始のチャイムが鳴り、
優希と手を振り別れた。
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