嘘と煙草と君とチョコレート
うるさすぎる蝉の声に混じって、
林さんからのメールをケータイが告げた。

[おはよ〜。気が付いたら寝てた。
まだ寝てるかな?]


「ず〜〜っと起きてましたけど〜!!!」

そう叫びながらも、
返事が返ってきた事が嬉しくて仕方ない。

もしかしたら、私とメールをするのが嫌になったんじゃないか・・・

何か気に障る事を言ってしまったんじゃないか・・・


そんな事ばかり考えていたけど・・・


・・・寝てただけかいっ!!
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