嘘と煙草と君とチョコレート
[明日はバイトか?]


急に話し変えんでよ・・・

[うん。昼からバイト。]

夜更かししたって大丈夫。

だから今日の夜、また電話掛けてもいい?


そんな私の小さな願いを100倍も上回る言葉を
林さんは投げかけた。


[明日夜まで●牧にいるから、
その後●戸に来るか?]



「----っ!?」



一瞬、頭の中が真っ白になった。

口はあんぐりと開き、
どんどん顔が赤くなっていくのが分かる。

「●戸って・・・つまり・・・
えっ!?
そういう・・・事!?」
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