嘘と煙草と君とチョコレート
「----ってな訳で、今に至るという。」


「そっかぁ。で、何で林さん、●牧に行くの?」

「レコーディングだったかな?
なんかのイベントでSHIBA出るらしくて、
朝早いから利光さんちに泊まるらしいよ。」

「ふぅ〜ん。

・・・あ、さくら!!
あんた、そういう事する前にちゃんとはっきりさせなさいよ!!」

一瞬にして私の顔は茹でダコになった。

誰もいないのに周りをキョロキョロと見渡して、
今の私は明らかにキョドってる。

「え・・・つまり・・・
"あれ"だよね?
えっと・・・やっぱ・・・
そうなる?そういう事になるんかな?」
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