嘘と煙草と君とチョコレート
気づけばもう閉店時間。

「お疲れ様でした〜っ!!」

誰よりも早く閉店後の作業を終わらせて、
ロッカールームへと走った。

ロッカーを開けてまず探すのが、ケータイ。

林さんの事だから、メールがきてるはず。

バッグからケータイを探し当ててサブディスプレイを見ると、
新着メールが2件きている。

開いてみると、それは両方とも林さんからだった。

「やっぱり。そうだと思った〜。」
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