嘘と煙草と君とチョコレート
家に着いた私を、愛犬と家族が迎えた。

「おかえり〜。」

その言葉を無視して、
私は一目散に愛犬のもとへ向かった。


これはいつもの光景で、
中学生の頃から続く反抗期の典型的な症状。

基本私は両親と口をきかない。

周りからはよく
"冷たすぎる!!"と叱られるけど・・・


ひとしきり愛犬と遊んだ私は、
なにやら話し掛けてくるお母さんの横をすり抜け、
とりあえずお風呂に入る事にした。
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