嘘と煙草と君とチョコレート
「あ、そうだ。
お兄ちゃんいるんだよね?
お兄ちゃん幾つ?」

「あたしの6個上だから・・・
今23歳。」


それを聞いた林さんは、
目をまん丸にして驚きながらも笑った。

「23って・・・
俺より年下じゃんっ!!!
お兄ちゃんより年上の男の部屋に行くんだよ!?
ねぇ!女子高生!!」

林さんはやたらと
"女子高生"というフレーズを使いたがる。


オヤジの証拠・・・?


「それにさ、親には何て言ってきたの?」


・・・絶対にその質問をするだろうと思ってた。

「ん〜。優希んち泊まるって言ってきた。」
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