嘘と煙草と君とチョコレート
照明がつきフライヤーを見てみると、
SHIBAのアンケートが入っていた。
余韻に浸る人達の傍で、
私はライブの感想を勢いに任せて書いた。
あの日とは違う、
林さんに伝えたい事が溢れ出してきて、
言葉に詰まる事はなかった。
優希は相変わらず座ったままで
「まだぁ?」
と私を催促した。
早く手紙を渡させたいらしい。
わざわざバイトを休んでまで付き合ってくれた優希を待たせるのも悪いと思い、
椅子から立ち上がって林さんを探した。
でも見当たらない。
「外におるんかな?」
「とりあえず行ってみよっか。」
暗い階段を駆け足で登り、
地上へ出た。
会場の熱気とは正反対に
外はひんやりとしていて、
熱をもった体に丁度よかった。
SHIBAのアンケートが入っていた。
余韻に浸る人達の傍で、
私はライブの感想を勢いに任せて書いた。
あの日とは違う、
林さんに伝えたい事が溢れ出してきて、
言葉に詰まる事はなかった。
優希は相変わらず座ったままで
「まだぁ?」
と私を催促した。
早く手紙を渡させたいらしい。
わざわざバイトを休んでまで付き合ってくれた優希を待たせるのも悪いと思い、
椅子から立ち上がって林さんを探した。
でも見当たらない。
「外におるんかな?」
「とりあえず行ってみよっか。」
暗い階段を駆け足で登り、
地上へ出た。
会場の熱気とは正反対に
外はひんやりとしていて、
熱をもった体に丁度よかった。