嘘と煙草と君とチョコレート
「どうした?」

好き嫌いは言いたくないけど、
"奴"だけはどうしても無理だった。

「ごめん。私、軟骨ダメなんだ・・・」

そう言って私はフォークにさした軟骨を林さんに見せた。

「残していい?」

そう聞こうとした瞬間、
ありえない事が起こった。
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