嘘と煙草と君とチョコレート
私が食べ終わるのを確認すると、
林さんは立ち上がって
冷蔵庫から何かを2つ取り出した。


「はいっ。」

渡されたのは缶酎ハイ。


「これね〜、めっちゃ美味いんだよ。
俺、これまじ好き。」

座椅子に座りながらそう言うと、
林さんはタブを開けてグビグビと飲み始めてしまった。



えぇ〜!!乾杯は〜!?
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