嘘と煙草と君とチョコレート
「あ、そうそう。さくらちゃん。」
名前を呼ばれて横を向くと、
林さんはクスッと笑った。
そして座ったままベッド脇の小さな台に手を伸ばして、
ドラゴンボールの山から紙切れを引っ張り出した。
「こんなんあるよ〜。」
ピラピラと上下に振られた紙切れは、
私が渡した手紙だった。
前回の箱ライブでミッキーのマネをして渡した、
通称、"どうなん?手紙"
名前を呼ばれて横を向くと、
林さんはクスッと笑った。
そして座ったままベッド脇の小さな台に手を伸ばして、
ドラゴンボールの山から紙切れを引っ張り出した。
「こんなんあるよ〜。」
ピラピラと上下に振られた紙切れは、
私が渡した手紙だった。
前回の箱ライブでミッキーのマネをして渡した、
通称、"どうなん?手紙"