嘘と煙草と君とチョコレート
一瞬、時が止まった。



・・・私、林さんを跨いでる?

今のこの状況を理解したものの、
お互い目を逸らす事ができないまま
時間だけが過ぎていった。


「ほ、ほら〜。そういう事するから〜。
危なかったじゃん!!」

私は林さんの顔を見ないように起き上がって、
林さんの手からサッと手紙を取りあげた。
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