嘘と煙草と君とチョコレート
林さんはそのまま眠ってしまった。

林さんの静かな寝息だけが部屋中に響いてる。



「林さん・・・」

呼んでみても、林さんはピクリともしない。

もう夢の中にいるのか、
それとも寝たフリをしてるのか・・・


「林さん・・・」

私は林さんの腕にそっと触れてみた。
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