嘘と煙草と君とチョコレート
そのまま倒れ込むようにしてベッドへと体を預けた。

意識が遠のいていく・・・


目が覚めると、10時を過ぎていた。

「やばっ!!林さんっ!!」

私はベッドから飛び降りて林さんの肩を揺すった。

「林さん、起きてっ!!
もう10時だよっ!!」

確か今日はSHIBAの練習があるから、
11時には家を出ないといけないと言っていた。

肩を揺する力が強かったせいか、
林さんは割とすんなりと起きた。

「あ〜、もうそんな時間?」


・・・声、低っ!!
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