嘘と煙草と君とチョコレート
「嘘〜!!
まだ17なの!?若ぇ〜!!」

「肌、プリプリやんけ〜!!」


・・・テンションが高すぎる。

初めはその勢いに圧倒されたけど、
仲良くなるのに時間はかからなかった。

みんな気さくで、楽しい人ばかり。

でもその中になぜか、
みんなより頭一つ分突き出た男の人が紛れている。

・・・林さんだった。

一瞬にして体が熱くなる。

「・・・お、おはようございますっ!!」

「おは〜。」

その満面の笑みに、胸がキュンと締め付けられた。
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