嘘と煙草と君とチョコレート
その事を優希に言うと、

「えぇ〜っ!!」と、

わざとらしく嫌な顔をした。

私は服装や髪型にこだわりすぎる男が嫌いなので、
シンプルなものが多いユ●クロ位がちょうどよかった。


そう、
やっぱり林さんは
私が理想とする男性そのものだった。


ただちょっと気になるのは、
ポロシャツの襟を立てている所。

話し掛けるキッカケを見つけた私は、
林さんに近付いた。

「ねぇねぇ、林さん。
それってわざと?」
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