東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
海里の部屋には俺の知らない1931年以降の日本の歴史資料が存在した。
「貴様が集めたのか?」
「…あぁ…そうだ」
海里は俺に温かい飲み物を淹れてくれた。
「甘すぎるぞ!」
「ホットチョコレートだからな…甘いのは当然だ」
「チョコレートって!!?あれは齧るお菓子で…飲み物ではないだろっ!?」
「…俺の職業はチョコレートの菓子職人だ…お前は転生したら、軍人から菓子職人になるんだ」
「冗談だろ!?俺がこんな女子の食するチョコレート作りの職人なんて…何かの間違いだ…」
「貴様が集めたのか?」
「…あぁ…そうだ」
海里は俺に温かい飲み物を淹れてくれた。
「甘すぎるぞ!」
「ホットチョコレートだからな…甘いのは当然だ」
「チョコレートって!!?あれは齧るお菓子で…飲み物ではないだろっ!?」
「…俺の職業はチョコレートの菓子職人だ…お前は転生したら、軍人から菓子職人になるんだ」
「冗談だろ!?俺がこんな女子の食するチョコレート作りの職人なんて…何かの間違いだ…」