東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
ー征史side-
俺は扉を開けて、扉を叩いた主の顔を見る。
「貴様は!!?」
「…御堂少佐も一緒ですか…」
俺は主の顔を見て心の底から驚いた。
軍医の栗原中尉だった。
軍医姿ではないが…ヤツも俺と同じで現代の服を着て…同化していた。
「…何故?女優の中尊寺千愛と一緒に居る?」
「…ここでは話せない…外に出よう…栗原中尉」
「…じゃあ~俺に付いて来い」
「貴様は!!?」
「…御堂少佐も一緒ですか…」
俺は主の顔を見て心の底から驚いた。
軍医の栗原中尉だった。
軍医姿ではないが…ヤツも俺と同じで現代の服を着て…同化していた。
「…何故?女優の中尊寺千愛と一緒に居る?」
「…ここでは話せない…外に出よう…栗原中尉」
「…じゃあ~俺に付いて来い」