東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
「遺体にその秘薬を垂らせば…遺体は甦り…その秘薬の主の意のままに動く…『怨霊部隊』とほぼ一緒だ…でも、『怨霊部隊』の場合は主となれるのは『玉依り』の力を持つ御堂少佐だけだが…その秘薬を持てば誰でも…主となれる」
「では…栗原中尉の作った秘薬を仮に赤星庁長が持てば…庁長の意のままに動くと言う事か?」
「そうだな…」
「その秘薬の解毒剤は作れないのか?樋川」
「…俺には出来ない…天使階級2位だからと言って俺の力を過信するな。1位のセラフには勝てない」
「…では、誰がセラフの動きを止めるんだ…貴様らは止める為にこの時代に留まってるんだろ!?」
「では…栗原中尉の作った秘薬を仮に赤星庁長が持てば…庁長の意のままに動くと言う事か?」
「そうだな…」
「その秘薬の解毒剤は作れないのか?樋川」
「…俺には出来ない…天使階級2位だからと言って俺の力を過信するな。1位のセラフには勝てない」
「…では、誰がセラフの動きを止めるんだ…貴様らは止める為にこの時代に留まってるんだろ!?」