【完】コンカツ!〜恋人いない歴=年齢のアラサー女子が婚活した結果www〜
「・・・・・・」
我に返ったものの、放心状態である。
読者の皆さんはお忘れかも知れないが、百瀬には両思いの経験がない。
甘酸っぱさや、思い出すとあああああとなる経験はあっても、
異性の興味のベクトルが、完全に「自分」という存在に向いている、とわかったときに、全身を駆け抜ける風の大きさを、彼女の身体は知らないのだ。
「落ち着こう…まず、どんな人か確認しよう」
百瀬は気もそぞろに、送り主のプロフィールを見に行った。