SS男子の落とし方
「はい。
どうぞ御自由にお褒め下さい。」


そう言われて振り返ると、Tシャツを脱いだ芽依の水着姿。


「えっ...?」


まさかのビキニ?

油断した...

芽依のことだからビキニじゃないと思ってた。



「さあ!どーぞ!
何処からでも褒めて良いよ。」


両手を広げる芽依を、すれ違う男共がチラ見する。



「はいはい。可愛い可愛い。
取り敢えず、Tシャツを着ようね。」


「えー!?
咲也君が言ったのに?!
そんなに駄目だったか...」


あからさまにガッカリする芽依。
< 117 / 379 >

この作品をシェア

pagetop